書業無常

ワイ曰く、日々是「混沌」

サラリーマン金太郎読んで泣いた

最近、涙腺がゆるくなってきたことを実感している。

ただ、面白いのが映画やドラマよりもアニメや漫画の方がよく泣けるのだ。

昨日も「サラリーマン金太郎」を読んでいて泣いてしまった。何といっても「竜太」が可愛い。自分にも3歳の子供がいるから感情移入しやすいというのもあると思うのだが、初めのころに金太郎が東北やアラブへ長期間仕事へ行って帰ってきたときの竜太がとても愛おしい。

サラリーマン金太郎は今でも人気のある漫画だ。たくさんの人たちが読んではそれぞれ感じたことがあるだろう。客観的に捉えてこれはあり得ない、ばかばかしいと思う人や、こんな人生があったら良いと夢を見る人。あのシーンが良かった、ここが最高など読み手の人生と重なる部分がいくつかあると思う。

その中でも、私は竜太の幼稚園に金太郎が迎えに行ったときに、泣きながら金太郎に走ってくる竜太の姿が脳裏に焼き付いている。

子供にとって、親というはかけがえのないもの。仕事とはいえ、唯一の肉親が離れてしまう幼子の心の寂しさは計り知れない。

サラリーマンは素晴らしい。サラリーマンが日本を支えているといっても過言ではないだろう。私たちは愛する人と離れて頑張っている人がいることを忘れてはいけない。

だから、せめて家にいるときくらいは好きなことをさせてくれませんかねー。