書業無常

ワイ曰く、日々是「混沌」

ストーカー被害の対応について、警察の対応これでいいのか!

女装までして待ち伏せをしていたという、東京都目黒区で起きたストーカー殺人事件。

「遺体をバラバラにして捨てた。」という非常に残忍な犯行で、このニュースを見た人の中には、私と同じように強い憤りを感じている人もいるだろう。

 

元は恋人同士で会ったとしても、別れてしまえば赤の他人。当たり前のことだ。

しかし、人情や愛情というのはそんなに簡単に割り切れるものでもない。

執拗に追いかけ、暴力を振るって逮捕されても、出てこればまた追いかけるだろう。

そんなに簡単に人の気持ちなんて変わらない。

 

今回の被害者も、もちろん警察に相談もしている。

自分の身の危険を感じて、周りにも相談していたようだ。

それにも関わらず、最悪の結果となってしまったことに、警察は何も思っていないのだろうか。

 

相談された警察が勧めた対応策がコレだ!

  • 勤務先を変える
  • 連絡先を変える
  • 住所を変える

全て被害者の負担がかかるものばかりである。

 

連絡先を変えることは容易だ。しかし、仕事を変えたら収入はどうするだ?住所を変えるということは引越しをしなければならないが、相当のお金がかかる。

被害者も訴えているように「お金が工面できない」となればどうしたらいいのだ。

たとえ引っ越したとしても、役所での情報漏洩など日常茶飯事だ。見つかるたびに引っ越さなければいけないのか。

 

こんな対応で、被害者は心休まるときがあるのか。

いつも誰かに怯えて暮らすことがどれだけ苦痛で、辛いことか。

たった一枚の上申書を書かせたくらいで、ストーカー行為が止まるなら、誰も苦労はしない。

 

人の心に潜む闇を抑え込める方法があるのかどうか分からないが、それぐらい深刻に受け止めてほしい。

ストーカーは重大な犯罪だ。この認識をもっと警察も持つべきだ。

あまりにも軽視し過ぎている。

 

ふ~、文句って言い出したら止まりませんね。

まあ、何が言いたいのかっていうと、ストーカーに対してはもっと厳しく対応してほしいってことです。

じゃないと、お金がない人は被害に合うのを待ってるようなもんですからね。

こんな悲しい事件が起こらないようにしてほしいと願います。